ダイエット

本当に恐ろしい果糖について(第3話)

皆さん、おはようございます
いつも、ご覧頂いてありがとうございます^^

エステ体験【エルセーヌ】

今回は、
肥満と果糖の関係についてや
痩せるために必要なことなどを書いていきます
このシリーズの本質に迫ります

歴史上成功したダイエット法というのは
全て糖分を制限したダイエットです

糖分はあらゆるものの中で
人類が知る限り最も成功した食品添加物と言えます
食品業界が味を良くするために砂糖を添加すると
私たちはそうした食品をもっと買うようになるんです
また砂糖というのはい安いため
世界中で製造されるほとんどの加工食品に
何らかの形で入り込んでいるんです

多くの栄養学者は砂糖をエンプティカロリー
つまり栄養素をほとんど含まないカロリーに分類し
デンプンと置き換え可能なものであると認識しています

しかし、
デンプンと違い、砂糖は特別の積荷を抱えています
砂糖の成分は半分ぶどうと半分果糖です

第1話でも書いた通り、甘さを与えているのは果糖です
これこそが私達のお腹が究極的に追求している分子です
結論を言ってしまえば、
慢性代謝性疾患を引き起こす原因は
まさしくこの果糖にあります

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砂糖というのは表向き炭水化物ですが
本当は脂肪と炭水化物が一つに合わさったものであるとも言えます
なぜならブドウ糖が代謝されると炭水化物になります
一方で、果糖が肝臓で代謝されると脂肪に変わるからです

もし、皆さんが飢えていてエネルギーが枯渇しているとしたら
砂糖を食べると肝臓のグリコーゲン貯蔵量を急激に満たせるために
あなたにとって砂糖は有益なものになります

しかしですよ!
世界中の圧倒的大多数の人は
飢えてもいなければ現代ではエネルギーが枯渇してないですよね!
しかも、エネルギーが枯渇している奴なんか見た事ないですよ!
私達の体は砂糖が溢れる現在の環境には順応できていないんです

その結果、
糖分は私たちをゆっくりと殺しつつあるんです

第1話でも軽く触れた通り
果糖は、総摂取カロリー量に占める割合においても
また総合的な消費量においても
ここ数十年でその数値が激増しました
今日のアメリカ人は砂糖を1日に約184g
年間にすると60kg以上消費しています
米国疾病対策センターが最近行った調査によると
アメリカ人の50%は砂糖が添加された清涼飲料水を
1日1缶飲んで、1日4缶以上飲む人も5%いると推測されており
つまり、
ただ単にあらゆる食べ物を食べ過ぎているだけではないんです
ズバリ!私たちは砂糖だけを食べ過ぎているんです

私たちが口にする砂糖の量が増えているだけではなく
日々割り当てられた総カロリー量に占める砂糖の量も増えているんです
私たちが消費している総カロリーの20%から25%が
ティスプーン22杯分に当たる砂糖から来ているということは
もはや避けられない事実なんです

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自然界では果糖は決して単体では存在していないんです
無害な姉妹分子であるブドウ糖と常に一緒に存在しています
この二つの分子は化学組成こそ同じですが
その性質は同じものとはとても言えないんです

果糖はブドウ糖よりずっと多くの悪さをするんです
果糖はブドウ糖より私たちの体にずっとずっと悪いんです

次回は、メイラード反応というものについて
書いていこうと思います

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