皆さん、こんにちは
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from Banana(フロムバナナ)スティック5g×60本(300g) レジスタントスターチ 難消化性でんぷん 水溶性食物繊維/不溶性食物繊維 両方の特徴を持つ食材
前回の話を少し深掘りしていきますが
その前に
前回のおさらいを書いてみます
内臓脂肪と健康的な食事方法の
基礎知識的な事を書いてみました
いわゆる、基礎知識的なモノですね
ポイントとしては
①皮下脂肪と内臓脂肪の区別は
つまめるかつまめないか
②糖質を過剰摂取してしまうと
分泌されたインスリンが余ってしまって
脂肪ホルモンとなり脂肪合成を促されて
内臓脂肪の原因になる
③アルブミン値が4.4g/dI以上あれば
筋肉が増え始める
といった内容でしたね
では、今回の本題に入っていきましょう
「いつか痩せる!」が口癖になってしまっていて
内臓脂肪を溜め続けていると恐ろしい事になる.....
こんな事を詳しく書いていこうと思います
前回も書いたんですけど
糖質を摂りすぎたり運動不足な生活を継続していると
内臓や筋肉に脂肪がつき異所性脂肪が溜まっていきます
特に肝臓に溜まりすぎると
あらゆる生活習慣病の始まりと言われている
「脂肪肝」という病気になってしまいます
脂肪肝は、肝硬変や肝細胞癌に進行する事もあるので
非常に注意する必要があるんです
そもそも肝臓には様々な働きがあるんですが
特に知っておいてほしいのが
体に取り込まれた栄養素を
体に役立つ形に変える働きがあるという事です
例えば糖質は
体に取り込まれると
ブドウ糖に分解されて体のエネルギーになります
そして肝臓は
そのブドウ糖をグリコーゲンに構成して蓄えます
これは、血中のブドウ糖が不足してくると
グリコーゲンをブドウ糖に戻して血糖値を安定させる
こんな働きを担ってます
しかし、蓄えるグリコーゲン量には限界があり
貯蔵量を超えると肝臓はブドウ糖を
なんと中性脂肪に変えて蓄えるんです
そして、更に中性脂肪の貯蔵量にも限界があります
一定以上になると
中性脂肪が血中に溢れ出して
生活習慣病を引き起こしてしまします
脂肪肝になってしまうと
肝臓の血液中のブドウ糖を取り込んで蓄える機能が
低下してしまうんです
そして、痩せにくい体になってしまうんです.....
しかも、脂肪肝の恐ろしいのは
痩せている方も飲酒をしない方にも
脂肪肝になってしまう可能性があるという事なんです
異所性脂肪というのは
内臓や筋肉に脂肪がついてしまう為に
一見してスリムな体型の人にも見つかる事もあります
これは、お菓子やパンなど糖質の高いモノを
食べ過ぎてる方に多いのが特徴で
「自分は痩せているから大丈夫」
という分に過信している人は要注意です
また、脂肪肝には2つに分ける事が出来て
アルコール性と非アルコール性があって
非アルコール性に関しては
糖質の摂りすぎで中性脂肪が肝臓に溜まる事が原因です
なので、中性脂肪に対しての知識を深める事は重要です
では、
外見で判断できない脂肪肝は
一体、どの様にして見分ければいいのか?
まず、チェックしておいて頂きたいのが
健康診断の中で
ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GDPという数値です
ALT(GPT)は
アミノ酸を作るときに使われる酵素で
肝臓に多く含まれています
この数値が高くなってくると
血中に放出される為に幹細胞の破壊が進んでいる事が分かります
理想値は5~16U/Lです
AST(GOT)は
アミノ酸を作るときに使われる酵素で
肝臓や筋肉に多く含まれています
肝臓だけでなく筋肉が破壊されたときにも
数値が上昇する為にALT(GPT)の数値との比較で
肝機能の状態を推察していきます
理想値は5~16U/Lです
γ-GDPは
これは、肝臓に含まれる酵素で
タンパク質の分解を行います
アルコールの影響を受けやすく、
ALT(GPT)やAST(GOT)のバランスで
アルコール性肝障害の目安になります
理想値は男性で10~50U/L
女性で10~30U/Lです
これらの数値をしっかりチェックしていって
脂肪肝にならない様にするのが大切ですが
今、脂肪肝になっている、または予備軍だという人もいると思います
この脂肪肝になってしまうと
病院に通って治療するのかなとか
なんだか大変そうと身構えてしまうかも知れませんが
軽めの脂肪肝であれば
一週間の食事制限で、かなり改善できます
その食事制限も非常に緩い感じで
いつもより糖質をちょいOFFにした食事で大丈夫です
1日の糖質摂取量の基準値として
男性が250g 女性が200g
なので、これより多くとってるなって方は
糖質ちょいOFFを心がけていきましょう
また、なるべく早く内臓脂肪を落としたいとか
すぐにでも痩せたいとかで
糖質を極端に減らしてしまう方がいますが
体の事を考えるなら、今すぐやめて下さい
糖質を減らせば単純に改善できると思われがちですが
逆に「低栄養性脂肪肝」
通称ダイエット脂肪肝になってしますケースがあります
糖質は三大栄養素の1つです
その糖質を、ほとんど摂らないでいると
肝臓に蓄積される中性脂肪が極端に不足するようになります
中性脂肪は食事が摂れないときであっても
活動する為のエネルギーが不足する事がない様に
エネルギーを蓄えるという大事な働きを持っています
中性脂肪がなくなる事に危機感を感じて
体中の中性脂肪を肝臓に送り込む様になります
つまり、
短期間の急激な糖質制限によって
体が飢餓状態だと勘違いしてしまい
体のあらゆるところから肝臓に脂肪が集まってしまうんです
その結果、かえって肝臓に中性脂肪が集中して
脂肪肝になってしまうという仕組みなんです
物事には節度が必要であって
極端に糖質制限やダイエットに取り組むと
体が悲鳴を上げて大変な事になってしまうんです
適度に取り組む事で習慣化できるし
逆に太りにくい体質、太りにくい習慣を
手に入れていきましょう。